アニメでは語られなかったところが - 劇場版「境界の彼方-I'LL BE HERE-」 未来篇の感想

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劇場版「境界の彼方-I'LL BE HERE-」 未来篇

4.504.50
映像
5.00
脚本
4.50
キャスト
4.50
音楽
4.50
演出
4.50
感想数
1
観た人
1

アニメでは語られなかったところが

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.5

目次

初見の人でも楽しめる作品

アニメのあらすじや内容をちゃんと説明してくれる。

何の為に戦うのか?

登場するキャラクターがそれぞれ何の為に奮闘するのかが、飽きさせないかと。

アニメを見た人はぜひ

アニメでは語られなかった続きが見れますので気になる方はぜひ見た方が良いかと思います、最終回や終盤の付箋も回収してますし、映画でしか語られない点が数多くあります。

記憶を無くしている未来ちゃんはツンが全くなくてデレ要素が強めなので、アニメの未来ちゃんが好きな人には違和感もあるかと思いますがそれは記憶を無くしているからこその貴重なデレです、そして戦う事も忘れているので恐怖という感情にも凄く敏感に反応しているように感じます。

支えてあげたらいいのに、素直に支えてあげて話を聞いてあげたらあんな展開にはならなかったのにともだもだする場面もありますが、それも恋愛要素ありきなのでしょうがないかなと。

分からない事への恐怖が溜まりに溜まった時に人は壊れてしまうんだなあと思いました、しかしダークサイドに堕ちなければ最終的に記憶を取り戻すこともないですし、恋愛も上手くいったので恋愛ものでハッピーエンドが好きな方は最後まで信じて見てください。

戦闘シーンはアニメの時からとても良かったのですが、映画になってパワーアップしたと思います、女の子が大きな剣で敵に立ち向かうというのはどの作品においても魅力的ですが、戦闘で使う剣、刀でしょうか、刀を使う時に自分の血を結晶化して使うヒロインなんて早々いないでしょう、命がけ過ぎます。

アニメの延長線上にある話なので恋愛というかヒロインの未来ちゃんが葛藤するシーンの方が多いですね、記憶を無す前は好きな先輩を殺そうとしてたのに記憶を無くしてからは普通の女の子で先輩が気になる恋する女の子ですから、周りも悩みますし一番本人が悩んで一番話を聞きたくて聞いてもらえない相手に避けられてたら不安にも悲しくもなります。

そういう点においては未来ちゃんの好きな先輩を叱咤したくなります、私以外にもそのように感じた人も多いのではないでしょうか。

そして映像はとにかく綺麗です、色使いでしょうか、設定が特殊な面もあるかもしれませんが、戦闘シーンも回想のシーンも未来ちゃんのお母さんが出てくるシーンも、とにかく綺麗だと思いました。

ただやはり戦闘ものでもあるので映画は虫などうにょうにょするものが苦手な方や人が死んでしまう、殴られてしまうシーンもあるのでお気をつけてご鑑賞ください、映画を見た後にもう一度アニメが見たくなります。

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