素敵な男の子がいっぱい - Starry☆Sky[スターリースカイ]の感想

イケメンキャラクターの多さ

登場するキャラクターが多くて１話１話がただのキャラクター紹介のような印象は強いが、たくさんのイケメン男子に出会えるのは素晴らしかった。舞台は全寮制の高校でそれぞれの所属（学年、部活、委員会など）によりストーリー的にはまとまりがあり、流れも良く、交友関係も次第に分かってくるので面白かった。また先生たちもメインのキャラクターとして登場するところが嬉しかった。内容に関しては最後まで特に疑問など持つことなく穏やかに観れた。ただサブキャラクターも魅力的なので、サイドストーリーとしてもっと登場して欲しかった。ヒロイン以外の女性にたまに遭遇することはあったが、設定上、ヒロインは学園唯一の女子生徒ということなのでその辺り少し寂しく感じてしまう。しかしそれをヒロイン自身も不安に思っていた（結局、幼馴染みがいるから大丈夫！で話は流れたが）ような場面があったのは、ヒロインの性格を理解するうえで良かった。

注目したところ

女性向けゲームやドラマCDも発売しているだけあり、アニメに登場するキャラクターの多さは完璧だと思う。12星座占いの特徴を持ってる男の子を豪華な声優が演じているので、はじめは気にならなかったキャラクターも次第に目で追ってしまうという現象が起こり、最終的に好みのキャラクターにたくさん出会えて幸せだった。登場するキャラクター全員の名前の響きも綺麗で、その見た目にぴったりで覚えやすく、呼びやすいのが良いところだ。天文や宇宙に関する知識を学ぶ学校できっと勉強することや課題が多いはずだが、学校行事は十分楽しそうで純粋に青春って良いなと感じた。

その他の興味深いところ

主題歌はインストゥルメンタルバージョンとボーカルバージョン（登場キャラクター３人が歌っているのが嬉しい）があって格好よくて素敵だった。アニメタイトルの表記も星座が英語で書かれていて勉強になる。キャラクターによっては子供の頃の姿が観れるのだがそれが究極に可愛くてそこも見所だと思う。制服（特にブレザー/夏服はシンプル）と学園指定ジャージと私服のデザインもお洒落。作画が少し粗く感じる箇所があるが、キャラクターの魅力で十分カバーできる範囲だと私は思う。寮生活（寮の名前が十二星座の名前で自分の星座と同じ寮に入るらしい）ということなので、もう少し館内の構造を詳しく見たかったのと、食堂のメニュー（星座にちなんだメニューがある）をアニメで強調して欲しかったなと思う。