つい読み進めてしまう作品
飽きないおもしろさ
最初はたまたま手に取って読んでみただけでした。気づいたら一冊読み終わり、続きがないか探していました。
かりあげくんという会社勤めの青年が家や会社でいろいろなイタズラをして周りの人を驚かせたり笑わせたり怒らせたり、とても面白いわけではなく、そのイタズラ内容に感心したり勉強になったりします。
子どもの頃に読んだ時より、大人になってからの方が続きが気になってどんどん読んでいきました。それは話のネタがわかりやすいものから少し難しいものまでたくさんの話があるからでした。
子どもの頃は単純に人を驚かせるようなイタズラをするかりあげくんが面白く読んでいた気がします。大人になってからはイタズラをするかりあげくんの面白さに加え、かりあげくんの知識の多さや行動力に感心したり、少しこんなに会社でイタズラして大丈夫かなと心配したりと感じ方が変わっていました。
子どもの頃も大人になってからも続いているのはとても凄いことだと思います。それはやはり飽きのこない読みたくなる漫画だからだと改めて思いました。
勉強になる漫画
かりあげくんには勉強になる話がたくさんありました。子どもの頃に登山のときはリュックの下に軽い荷物上に重い荷物を入れると疲れにくいということをかりあげくんを読んで知りました。
他にもその時その時のファッションや流行り、天気図なども描かれていたのを覚えています。
読んでいくうちに知らず知らず知識として頭に入っていきました。
楽しそう
かりあげくんは人の揚げ足をとったり驚かせたり、時にはやってはいけないことだろうと思うことまでやっています。それでも読んでいてかりあげくんを嫌いになったり、読むのをやめようとは思いません。無表情でサラッとイタズラしていくのは読んでて楽しそうです。しかも相手は会社の上司だったり少し嫌な感じのする店員だったりと、イタズラされて困っているのを読んでスッキリしてしまいます。
実際にこんなにイタズラばかりする人がいたら大変です。かりあげくんという憎めないキャラクターで漫画の世界だからおもしろく読めるのです。
かりあげくんはイタズラされても許してくれる人、イタズラされても仕方ないかなと思う人を選んでいるのかなと思いました。そうじゃないと社会でやっていけませんが。ちゃんと計算した賢いイタズラで周りを笑わせるかりあげくんは魅力的にみえます。
かりあげくんを読んで、これは真似してはいけない、これはみんなも笑うだろうとか考える力を学び、イタズラばかりするかりあげくんに笑わせられたりスッキリしたり、知識を増やしたりといろいろなことを学んでいました。
次はどんなことをするのかなと続きが気になり読みたくなるかりあげくん。これからも楽しみです。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)