ダーマッ！
最高のクソゲー
主人公のソーマが使用している「ステキャンスラッシュ」等のテクニックや「マリみて道場」等の裏技、「MPK(モンスター・プレイヤー・キラー)」等のゲーム用語等、ゲーマーには馴染み深い用語や演出が多くゲーム好きにはたまらない作品です。
特にこの作品の醍醐味ともいえる「バグ」や「製作陣の悪意」では、実際のゲームにもあるようなバクや余程のクソゲーでないとありえないようなバグまであり、「リザードマンの罠」等プレイヤーの心を折るような悪意あるイベントなど、クソゲーという名に相応しい要素が盛りだくさんで実際にプレイはしたくないと感じました。
また、登場人物の個性や心情など細かく描写されており、正統派ヒロインのトレインちゃんやクーデレのリンゴにギャップ萌えのミツキ、ツンデレのマキや厨二病のサザーンにマスコットのクマ、ヤンデレのレイラ等といったように、各キャラに魅力があり、戦闘時の緊迫感や日常時の可愛い一面等読んでいて飽きませんでした。ちなみに自分はレイラ推し。
もし現実で猫耳猫がゲームとして発売されていたら、非難殺到であることは容易に予想できるクソゲーですが、伝説のクソゲーと名高い「チーターマン」等がネット上で人気であるように、バグを楽しむゲームとしてネット上では人気を博しそうだと思いました。
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