笑いあり涙あり、競馬アニメ最高の作品！！！！ - みどりのマキバオーの感想

大外から一気！！！主役の登場だァ！！！！！

今回レビューしていくのは競馬アニメ最高傑作といっても

過言ではない「みどりのマキバオー」です！！！！

この作品はほんとに私のお気に入りで、

皆さんの同じかもしれませんが

もう何十回、いや何百回と見ていますっ（笑）

こんなとこで改めてあらすじをなんていったら

皆さんから怒られそうですが、

ちょっと忘れてしまったとかまだ見てないよっていう方の為に

簡単に説明しようと思います！

名馬ミドリコの子供として期待されるも産まれてきたのは

馬とは思えない珍獣の主人公であるミドリマキバオー！

しかし、母ミドリコが借金のカタに売られてしまう。

母に会いたいマキバオーは牧場を脱走。

その道中でねずみのチュウ兵衛親分と出会う。

色んな壁に阻まれながらも母との再会を果たす。

その後も永遠のライバルでもあり最高の友にもなる

カスケードとの出会いを皮切りに

日本の、世界の競走馬ミドリマキバオーとしての

成長が始まっていきました。

僕のライバルはそんなに弱くはないのね！！！

この作品は主役であるマキバオーもさることながら

ライバルとなる個性的な馬達が多く登場しますよね！

そのライバル達がいるからこそマキバオー自身も強く

物語も面白くなっていきます。

そこで少しそのライバル達にスポットをあてていきたいと思います。

なんといってもマキバオーの永遠のライバルといえば

黒い帝王ことカスケード！

実はこの２頭の母同士もライバルだったんですよね！

カスケードの母ヒロポンとマキバオーの母ミドリコ。

親子２代にわたってライバルとして数々の激闘を繰り広げました。

２頭の感動的なシーンは有馬記念での激走。

病に侵されながらも自分の魂をマキバオーに引き継がせる為、強行出場。

レースでは４コーナーに入りムチを要求するカスケードに

鞍上が渋るがカスケードの思いを受け取りムチを入れラストスパート。

しかしその時、先頭集団から落ちてきた馬と接触し、

先ほどとはまるで別人の様に後続へと落ちていく。

それを目の当たりにしたマキバオーはカスケードが病気であることを知り

動揺してしまい自身も後続へと落ちていく。

それを見たカスケードは己の最後の力を振り絞り激走をはじめる。

もうこのシーンは何度見ても鳥肌が立ちますし

ここまでしてマキバオーに何かを伝えようとするということで

カスケード自身も自分の後継はマキバオーだと認めている様が見て取れますよね。

そしてようやくカスケードの気持ちを知ったマキバオーが決着を着ける為動き出す。

最後の直線での死闘の末マキバオーがカスケードに引導を渡した。

ここでは２頭だけでなくその鞍上、生産者、オーナー、調教師、各々の

思いも描写されていてすばらしいですよね。

マキバオーとカスケードのような関係が実際の競馬でもあってるのかと

考えてしまうと興味が沸いてきてしかたないです（笑）

これだけ熱くカスケードについて語りましたが、

実は私が一番好きなキャラクターがもう１頭いるんです！

それは、フライドチキンです！

アニメ版限定の登場なのですが、このフライドチキンは

実は伝説の野生馬トリニダードなんです！

この神秘的なとこがたまらいですよね！！

しかもあれだけクールですが、本当は

かなり妹想いの優しい奴なんです！

馬というキャラクターに

まるで人間のような特徴や個性を持たせて

そこから友情やライバル関係、

そして調教師、騎手、オーナーなどの

人間との絆を描いていく所も

このアニメの惹かれるポイントですよね！

見えないのか！？感じないのか！伝説はここにある！

初めてこのみどりのマキバオーを見たとき

なんて下ネタが多いんだ！ただ受け狙いで

感動なんてないんじゃないかと思っていました。

しかしその気持ちも第一話の後半には打ち砕かれて

泣いてしまっていたのを覚えています。

母ミドリコが全てを悟り、マキバオーが会いに来ても

私の子供ではないの一点張り。

どれだけ泣かれても、付いてこられても

心を鬼にして突き放すシーン。

これはもうアニメの域を超えていますよね（笑）

キャラクターのグラフィックも

人間においてはみんな鼻が特徴的で

鼻水は垂れてるわ、もはやレースシーンの

観客なんて全員同じ顔ですもんね

最初はなにこれと思いつつも

観ていくうちにこれがないとこのアニメではないと思えてきます。

今のアニメは確かに絵も繊細でかっこよく

キャラクターが話す言葉も綺麗です。

でもやっぱり何か物足りなさを感じてしまっていました。

しかしこの作品に出会って、

このテーマソング、このキャラクターの質感、

あのすばらしいほどの下ネタの数々（笑）

でもこれが全部あって、そしてそこに

友情、愛、笑い、涙、全てを網羅するストーリーが加わり

みどりのマキバオーという最高の作品が出来上がると思います。

子供にも大人にもどの世代にも競馬というものだけでなく

人間味や友情などきっと素晴らしいものを与えてくれると思います。

まだ見てない方も、何回も見てる方も、

もう一度この「みどりのマキバオー」を見てみてはいかがでしょうか！