まんがサイエンスのあらすじ・作品解説
まんがサイエンスは、あさりよしとう原作の学習漫画である。最初は、雑誌、５年の化学にて1987年時から連載が開始されていたのだが、その後、6年の化学でも連載されるようになり、2011年度には電子書籍として描き下ろしが販売され、2012年度には、大人の科学マガジンにて連載され、第１６回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて審査委員会推薦作品に選出されている等、高評価な作品である。 この作品は学習漫画としての側面が強く、化学現象の事を分かりやすく説明している。作品の形式は小学生が専門家とともに、科学に関する活動を行い知識を深めていくという流れであるが、所々に、主人公であるよしおクンやあさりちゃんを初めとして、メンバーが繰り広げてくるギャグを目にする事が可能、癖のある教師陣も大きな魅力といえるだろう。また、特別編にはこうしたキャラが登場する事がない、ロボットの来た道、ぼくらの宇宙船等も存在しており、そうした作品も、この作品の世界観を広げる一因と成っている。
