自分が本当に欲しい言葉は本当に欲しい相手からは絶対貰えないように出来ている
粟屋麦
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クズの本懐の名言集です。現在8件が登録されています。
粟屋麦
好きな人に振り向いて貰えず、好きではない人に欲しい言葉を言わせて優越感を得ている自分に気づいたシーン
皆川茜
学校で花火の好きでもない男に好かれて楽しいですかに対して茜が放った言葉
安良岡花火
告白を断ったがしつこく理由を迫られたときに主人公が放った言葉。
安良岡花火
むぎとのベットシーンで花火の回想で放った言葉
安良岡花火
主人公の安良岡花火が憧れの人とうまくいかなくて、出た言葉です。
安良岡花火
学校で花火が麦と契約を交わした時に花火が発した言葉
鴎端のり子
やりたいことがみつからない主人公・花火が、やりがいのある道を突き進むのり子に相談している場面。
鴎端のり子
長年の片思いが失恋に終わり、憧れていた服飾の道に直向きに進むことにしたのり子。 自分を貫きたかったが諦めたという男性に対して、相手を激励しつつ、自分の決意を言う場面。
有り得ないようで有り得る設定教師と生徒。非現実のような設定だけど、幼馴染だったり、家庭教師の先生だったり、身近に有り得るリアルな設定がより感情移入しやすくしていると思います。手の届かない恋愛をしてしまう、出来てしまうのが高校生らしくもあり、ここにもリアリティーが。憧れと恋の間で揺れている描写も見事。その上、同性を好きになってしまう、という現代だからこそリアリティを生み出す設定にまた惹かれてしまいます。クズ達のクズたる所以。リアルなのは設定だけじゃなく感情の動きも。漫画に描かれる恋愛って純粋で一途で甘酸っぱくなるようなものばかり。だけど現実ってそう甘くないですよね。私自身もそうでした。苦い思いのほうが遥かに多い。その苦味を満遍なく細かく描写されている所がとても魅力的です。茜のアバズレ感、花火のクズ感が現実的すぎて。特に自分から誘っておきながら相手から誘われたようなあの振る舞いは世の女性誰...この感想を読む