煩悩寺のあらすじ・作品解説
煩悩寺は、2008年から2012年までに雑誌『コミックフラッパー』で不定期連載された、秋★枝原作の恋愛漫画である。ちなみに作者の★は中黒であり、☆は誤表記にあたる。 この作品は、同じマンションに住む男女が織り成すちょっと変わったラブストーリーである。主人公の小沢美千代は、5年付き合った彼氏と別れたばかりであった。ある日、飲んで帰ると、ひょんなことから同じマンションに住む小山田善爾の部屋のトイレを借りることになる。小山田自身は普通の青年だが、彼の部屋は兄から送られてくるモノであふれかえっており、統一感もセンスもなくただ置いてあるだけだった。しかし小沢美千代は、そんな無味乾燥な部屋に癒しを感じ、『房脳寺』と名付け暇があると小山田の部屋に通うようになった。 コミックスは全3巻、2010年にはボイス付き携帯コミックとして、メディアファクトリーより1話から5話分が配信された。ボイス付き携帯コミックには原作未登場のナレーションがあり、声は津田健次郎、ナレーターよりツッコミの役割が近かった。
煩悩寺の評価
煩悩寺の感想
出会い方・・・
「煩悩寺」は秋★枝先生の作品です。がらくただらけの部屋に住んでいる男と、その部屋に入り浸るようになったOLの日常を描いた漫画です。まず、二人の出会いかたがすごいんです。突如女性(小沢さん)がやってきて、我慢できずトイレを借りるというのがきっかけなんです。で、このトイレ借りられた家のぬしの小山田の部屋は、部屋中に段ボールがつまれ、へんながらくたがいっぱい置いてある。トイレかりたあとに、変なものたちをたっぷり見てかえる小沢さん。また来てくれても・・・という小山田にたいしてほんとにまたくる小沢さん・・・お酒のんだり、おしゃべりしたり、ダラダラしたりそんなこと繰り返しているうちに、小山田も小沢さんがくるのが楽しみになり恋する・・・ってかんじです。変わってるかんじだけどおもしろかった!つぎがたのしみです。