へんげのあらすじ・作品解説
徐々に異形へと変化していく恐怖を描いた、2011年に公開された日本のホラー映画。監督は、夕張国際ファンタスティック映画祭、ぴあフィルムフェスティバルの特別賞受賞作「大拳銃」、「劇場版 稲川怪談 かたりべ」の大畑創で、壮大なスケールへと展開する結末が話題となった。 元外科医の門田吉明は、原因不明の発作により、妻の恵子と2人で東京近郊の住宅地でひっそりと暮らしている。時や場所を選ばず突然激痛に襲われ、ガラスが割れるほどの咆哮をあげ、もだえ苦しむ発作に悩む吉明。恵子は、そんな夫の世話に明け暮れる毎日だったが、夫妻を心配しあれこれと気遣ってくれる、夫の後輩で精神科医の坂下だけが心の支えとなっていた。が、ある日、発作と共に夫の体がグロテスクな異形へと変化し始め…。 吉明を「超光戦士シャンゼリオン」(TV)「哀しみのヒットマン」の相澤一成、恵子を「赤猫」「メイクルーム」の森田亜紀、坂下を「女の子よ死体と踊れ」の信國輝彦、が演じている。
