赤んぼ少女のあらすじ・作品解説
楳図かずおの恐怖漫画「赤んぼう少女」(1967年作品/単行本初版題名「のろいの館」)を原作とした映画化作品で、2007年に公開された日本のホラー映画。監督は「魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE」「地獄甲子園」の山口雄大、脚本は「L change the WorLd」の小林弘利、特殊メイク/特殊造形は「エクステ」「テケテケ」の西村喜廣が担当した。 孤児院で育った葉子は、15年前戦火で生き別れとなった両親南条敬三と夕子夫妻に引き取られる。父敬三は優しく、南条家は広大な敷地の豪邸だが、美しい母夕子は亡くなったという葉子の姉妹の代わりに人形を抱き正気を無くしていた。また、使用人のスエも冷たく、夜中になると赤ん坊の泣き声が聞こえ、常に何者かの視線を感じるが…。 ヒロイン葉子を「GANTZ」「こわい童謡」の水沢奈子、父を「ケイゾク」の野口五郎、母夕子を「陽暉楼」の浅野温子、スエを生田悦子、孤児院職員吉村を堀部圭亮、その弟を高也を斎藤工が演じ、運転手役に板尾創路が出演している。