妖怪奇談のあらすじ・作品解説
妖怪ろくろ首、鎌鼬、のっぺらぼうを題材にイマドキ少女の暗部を描いた2006年に公開された日本のホラー映画。原案/製作は松井建始、監督/脚本は「喰う家(霊視)」「私の奴隷になりなさい」の亀井亨。特殊メイク/造形は自由廊/JIRO、VFXは八木達生、山下直樹、高橋建。 キスおばちゃんこと浅見千代子が小学生を脅かす強烈なオープニングで始まる。 「ROKURO」地味なモデル美智子は自信の無さからうまく笑えない。そのストレスから首にひどい痛みを感じ入院することになるが、深夜その首が…。 「KAMAITACHI」みひろは、自慢のネイルを気にしてバイトも上の空のフリーター。が、その爪がある日異常に伸び始め…。 「NOPPERA」まなは、幼なじみを平気で遊び仲間に売るような腹黒い女子高生。が、ある日暴漢に襲われ大けがを負い入院する羽目に…。 美智子を宮光真理子、みひろを「約三十の嘘」の伴杏里、まなを「世界で一番美しい夜」の市川春樹が演じ、真奈の遊び仲間に「闇金ウシジマくん」の綾野剛が出演している。