ネイムレス 無名恐怖のあらすじ・作品解説
惨殺された幼い娘を探す母親が体験する恐怖を描いた、1999年に公開されたスペインのホラー・サスペンス映画。監督/脚本は「REC/レック」「機械仕掛けの小児病棟」で知られるジャウマ・パラゲロの長編第1作にあたる。原作はラムゼイ・キャンベルの小説「無名恐怖」。2000年ジュラルメール・ファンタスティック映画祭審査員特別賞など多くの賞を獲得した。 5年前、6歳の娘アンヘラが誘拐され無残な遺体となって発見されて以来、夫とも離婚し、傷心のまま出版社で働くクラウディア。がある日、娘から生きているので助けてと電話があり、疑いつつも娘が言った場所に向かい、娘の義足を発見する。彼女は当時事件を担当した刑事マセラの協力を得て娘の再捜査を始め、行き着いたのは”ネイムレス”と名乗るカルト教団であった…。 クラウディアを「ユートピア」のエマ・ビララサウ、マセラを「インベーダー・ミッション」のカラ・エレハルデ、キロガを「サルバドールの朝」のトリスタン・ウヨア、アンヘラをジェシカ・デル・ポソが演じている。
