推定無罪のあらすじ・作品解説
「推定無罪」は1990年公開のアメリカ映画である。原作は米国シカゴのリーガルサスペンス小説家スコット・トゥローの全米で1000部以上を売ったベストセラー作品。彼は法曹界でも活躍する弁護士でもある。映画監督はサスペンスの名匠アラン・J・パクラ、主演にハリソン・フォード。ミステリアスにうごめく登場人物、緊張感あるストーリーは、本格エンターテイメント。あらすじは、やり手の地方検事補ラスティのかつての不倫相手、若くて野望を持つ美女キャロリンが殺された事件にはじまる。事件を担当するラスティだが、彼女が検事局の複数の男と関係を持っていたことが判明する。現場に残る証拠品から逮捕されるラスティ、職を失い、追い詰められる中、友人刑事の助けと妻の献身的な支え、ぎりぎりのやりとりによる裁判での戦いが繰り広げられる。脅迫されていたキャロリン、その不信な動きが見え隠れする謎。そしてなぜか紛失した証拠の品。推定無罪となったラスティ、果たして事件の真実とは…。