ザ・シンプソンズのあらすじ・作品解説
ザ・シンプソンズは、1989年に放送が開始されたアメリカテレビ史上もっとも長く続いているアニメーションで、放送されたエピソードは500を超える。エミー賞、アニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞を複数回受賞してきた人気作品であり、2007年には20周年を記念して『ザ・シンプソンズ MOVIE』も制作された。 この作品は、架空の街スプリングフィールで暮らす、父親のホーマー、母親のマージ、兄のバート、妹のリサ、末っ子のマギーのシンプソン一家が繰り広げる日常生活を描いたコメディーで、家族愛をベースにしながらも、政治や社会についての痛烈な風刺やブラックジョークが満載の本国では大人向けとされているアニメである。アニメ番組は子ども向けに作られるべきという風潮をくつがえし、その後の『サウスパーク』や『キング・オブ・ザ・ヒル』などが制作されるきっかけとなった。 また大物スターが架空の人物または本人役のゲスト声優として出演することでもよく知られ、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガーなども過去に登場した。