あにき のあらすじ・作品解説
あにきは、1977年10月7日から1977年12月30日までTBS系列で放送された日本のテレビドラマである。このドラマは、高倉健の連続テレビドラマ初主演作品となった。 脚本は、「北の国から」シリーズを代表とし、多くの人気ドラマの脚本を手がけている倉本聰である。 このドラマは、東京の下町である人形町界隈を舞台として、高倉健演じる主人公の神山栄次と、大原麗子演じる栄次の妹・神山かいの兄妹愛や下町の人々とのふれあいを描いた作品である。 栄次は、人形町で鳶の頭を務めている義理や人情に厚い男。両親を早くに亡くしており、さらに妻にも先立たれているため、妹のかいと2人で暮らしている。そんな栄治はかなりの妹思いであり､病気で婚期を逃してしまった妹を嫁がせようとしている。また、かいの兄としてだけでなく、鳶の子分たちや地域の住人たちからも「あにき」として慕われている栄次は、誰にも弱さをみせることなく人知れず孤独を抱えている。 このドラマは、DVD-BOXやBlu-ray BOXが発売された。
