戦友のあらすじ・作品解説
戦友は、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて毎週火曜日に放送された日本のテレビドラマである。モノクロ放送であった。 原作は、テレビドラマ「月光仮面」や名曲「おふくろさん」などで知られる川内康範。脚本は原作者川内康範のほかに、津田幸夫等が担当した。 この作品は、太平洋戦争末期の中国戦線で戦った陸軍歩兵・滝原分隊の勇敢なる戦いの記録を通して、戦場に生きるものの愛や勇気、悲しみなどを描いたドラマである。 主人公の滝原軍曹は、NHKの大河ドラマ「徳川家康」で穴山梅雪を演じている生井健夫が演じた。滝原分隊のほかの一員は高木均演じる中村兵長、松崎慎二郎演じる川上一等兵、滝島孝二演じる野村一等兵などがいた。また、戦場で軍隊と共に行動する記者である従軍記者・伊沢を伊豆肇が演じた。 このドラマは戦場を描いているため、迫力ある戦場シーンの撮影のために、静岡県御殿場市と神戸市有馬に計300坪のオープンセットを設けて撮影された。