丹下左膳のあらすじ/作品解説

丹下左膳のあらすじ・作品解説

丹下左膳は、NTVにて1958/10/07～1959/04/14まで毎週火曜「山一名作劇場」に放送された時代劇ドラマある。 林不忘（本名・長谷川海太郎）が、1927/10～1928/5まで毎日新聞に連載していた同名小説を原作とし、脚本を川内康範、演出を安藤勇二が担当し、丹波哲郎を主人公に起用した。また、団徳麿や嵐寛壽郎、大川内傳二郎、水島道太郎らを起用し数多く映画化された作品であるが、ドラマ作品としてはこれが初めてとなる。 左膳に抜擢された丹波哲郎は、右目と右腕のない隻眼隻腕の左膳を演じるにあたり殺陣が難しいと主張したことから、今作品では左目と左腕のない右利きの左膳に変更され世間で話題となった。これは2015年までに制作された同原作の映像化作品の中で唯一の例であることや、同作品が長く時代劇の古典と考えられていたことが理由である。 八第将軍・吉宗の治世、江戸で巻き起こる数々の事件を丹下左膳が解決し悪を懲らしめる勧善懲悪ストーリーである。劇中の「姓は丹下，名は左膳」の台詞が有名となった。

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