小野寺より子のプロフィール
本名 | 小野寺より子 |
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年齢(作品時) | 40歳 |
住まい | 20年以上も古い一軒家に住んでいる |
性格 | 自分の考えがルールで、進には自分の考えを押し通す。ただし、そばに知り合いがいる時は自分の考えを簡単に変えたり、見栄っ張りになる。表向きはひょうきんな性格だが内面では自分に自信が持てない性格。 |
特徴 | おかっぱ頭で、子供の頃から数十年間同じ髪型。 |
癖 | 大笑いする時は、右手を口元に当てるように笑う |
家族 | 両親を亡くし、弟と二人暮らし |
仕事 | メガネ屋に勤務しているが、本人はメガネは着用していない |
日課 | 花が咲くと願いが叶うと言われているワイルドストロベリーの水やり |
恋愛 | 容姿のコンプレックスから恋に臆病になっていたが、勤務する眼鏡店にコンタクトレンズの営業にやってくる浅野が気になっている |
信じてること | 風水やおまじないなどを信じている |
小野寺の弟・小野寺の姉の感想
兄弟愛って素晴らしい
姉と弟の関係性小野寺家の姉より子と弟の進。物語はこの二人の人生の一幕を描いています。作中には、より子は進によくお小言を言い、進はそんな姉を鬱陶しく感じているような場面が何度かあります。私自身が小野寺家と同じく姉・弟の2人兄弟で年齢差も全く同じです。この姉と弟の関係というのは不思議なものなのです。幼少期は年齢差があるが故に姉は母のような気持ちで弟の世話を焼き可愛がります。弟も姉を慕い仲睦まじいのですが、成長するに連れて一気に会話が少なくなります。特に弟が思春期に入ると壊滅的で姉は若くして親離れされた母のような複雑な感情を味わうことになります。他人から見ると弟は姉を嫌っているように見えるけれど、実際は幼少期の頃のように姉を慕い続けていて大切に思っているものです。そして、姉は弟が幾つになっても可愛くて心配もするし、世話を焼きたくなってしまいます。小野寺家も同じだったのではないかと私は推察して...この感想を読む