新たな王と去っていく者たち
生まれ変わる剣と王
珍しいバリリア鋼の剣は主にラニスター剣が所有しています。その中でも今回作られたのはエダード・スタークの剣を溶かして作り変えた二本の剣、エダードは大男で2本分の剣を使っていたのですねどれだけ豪将だったがうかがえます。1本はジェイミーにもう1つはジョフリーにと渡されます。
ジェイミーは腕が無くいらないと突っぱねますがタイウィンは後継者にやはりジェイミーを考えている様です。腕が無く後継者リストから外すならトメンかロランに渡すでしょう。
そしてジョフリーの結婚式が近づき新たなる一族マーテル家がキングズランディングに着きます。長男ではなく次男が来た事に驚きますがその性格と自由さでティリオンやロランを引っ掻き回していきます。関係性はオベリンの姉がデナーリスの義理の姉になります。戦争でターガリエン家が負けた時にラニスターに姉を殺された事を深く恨んでおり特に虐殺したマウンテンに復讐しようと考えていますね。
ジョフリーの結婚式はとても悪趣味でティリオンやサンサに向けた嫌がらせなどが見て取れますね、マージェリーが挽回しようとしますがそれもサーセイに阻止されてそんな中ジョフリーが毒殺されます。まさかの事態にサーセイはティリオンを犯人して拘束します。妻であるサンサはリトルフィンガーが保護して逃す事に成功しますがこれもリトルフィンガーの計画の内でしたね。
全てはリトルフィンガーとタイレル家の計画だったのでしょう、タイレル家はもうラニスター家に財産が無い事を知って近づき王家を継ごうとしていますね。ジョフリーが死ねば次はトメンが王となり子供のトメンをマージェリーが誘惑すれば言いなりなので実権はタイレル家に移ります。サーセイもロランと結婚させてタイレル家に入れれば後は腕の無いジェイミーとタイウィンだけです。ジワジワと攻めていますね。
幽閉されたティリオンは決闘裁判を申し出てマウンテンと戦う事になりますが待ってましたと言わんばかりにオベリンがでてきます。しかし優勢の所を油断したオベリンはマウンテンに敗れ殺されます。ますますラニスターとマーテルは仲が悪くなる事でしょう。死罪が決定したティリオンは脱走しますがその時愛した人と父親の裏切りを知り2人とも殺します。ティリオンとバリスは海を渡りキングズランディングを後にしますがなぜバリスも?と思いましたが多分リトルフィンガーには王都では敵わないと思い力をつけたデナーリス側に付くのではないでしょうか、そのためティリオンを連れて行き敵ではないと証明するのではと思っています。
ドラゴンの母から女王へ
汚れなき軍団やセカンドサンズと兵力をつけたデナーリス軍はジョフリー王の死を知ります。
関係ないですけどなぜかダーリオナハリスの役者変わってますね笑
今がチャンスと海を渡る事を勧めるバリスタンに悩むデナーリス。王国ができて女王として統治しているのにその王国を空けてキングズランディングに行く意味があるのかを悩むのとデナーリスがいなくなるとまた権力者達が奴隷商売を始めるので動けないと悩む。セカンドサンズや汚れなき軍団と兵力は充分だが政治家がいないので上手く統治できていない感じです。それに拍車をかける様に大人になったドラゴンが暴れまわり子供を殺したり家畜を襲ったりして大変です。最終的にはドラゴンを地下に閉じ込めます。自分の子の様に思っていたドラゴンを捨てなければいけない感情で泣き崩れるデナーリスは女王としての風格より悲しい母親の様な感じでしたね。これからナローシーを渡る前に多分バリスとティリオンも合流してハウンドと死に別れたアリアもデナーリスに加わるのではないでしょうか。
正統なる王のターガリエン、北部のアリア、ラニスターのティリオン、元王の側近バリスタンとバリス、傭兵軍団に南部のマーテル家も加わり革命的な流れの様な気がします。原作を読んでないのでなんのひねりもない予想ですがそうなれば面白そうといったぐらいの考察です。この物語では剣を受け継ぐのが1つの伏線になっている様な気がしてアリアもニードルもバリリア鋼ですよね。作中で出ているバリリアの剣はアリアのニードル、ジェイミーがブライエニーに渡した剣、ジョフリーの剣はそのままトメンに行くでしょう、あとスノウが総督から貰ったのもバリリア製であれば4本でタイトルロゴの四つ巴になりますね。後に関係してきそうな気がします。
新たなる展開、森の子?
ブランは動物の目になったり人に取り付いて操れる力が出てきています。それは野人の力とされていて壁の中では見た事もなくメイスターすらも知りませんでした。最後に辿り着いた木の中では森の子と言われる子供が魔法の様な攻撃を使っており木の中では結界の様に敵が攻撃できませんでした。三つ目のカラスを見つけたブランはその中の人物に問いただしますが今作では何もわかりませんでしたね。
このブランのストーリーとスノウのホワイトウォーカーのストーリーがぶつかって北部が守られるのでしょうか?新たなる力と展開に期待です。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)