トム・ホーンのあらすじ・作品解説
トム・ホーンは、1980年に公開されたアメリカ映画である。監督は、ウィリアム・ウィヤード。脚本は、トーマス・マクゲイン、バッド・シュレイク。音楽は、「栄光への脱出」「ニュールンベルグ裁判」のアーネスト・ゴールド。出演者は、スティーブ・マックイーン、リンダ・エバンス、リチャード・ファーンズワース、ビリー・グリーン・ブッシュ。 1901年、かつてガンマンとして名を馳せていたトム・ホーンは、ワイオミング州に移住する。トムが来た事を知った牧場主達は、早速、牛泥棒を捕まえる仕事を依頼しに訪れ、トムは了承する。トムの有能な仕事ぶりは土地に住む人々を恐れさせるほどのもので、悪党の牛泥棒をやっつけたはずが、逆に警戒心を持たれる結果になってしまう。その後、トムを妬む者によって、ワナに嵌められていく孤高のガンマンを描いた西部劇である。 実話を基にした作品であり、病に罹っていたスティーブ・マックイーンの遺作となった。
