二十面相の娘のあらすじ・作品解説
二十面相の娘は、2008年4月から9月にかけてフジテレビで放送されたアニメで、原作は小原愼司の漫画である。制作はボンズとテレコム・アニメーションフィルム。 監督は富沢信雄、キャラクターデザインは堀川耕一、声の出演は、美甘千津子役は平野綾、二十面相役は内田夕夜、ケン役は松風雅である。 舞台は昭和時代の日本。両親を亡くして叔父夫婦の家で暮らす少女、美甘千津子は孤独な思いで二十面相のニュースを見つめていた。いつも優しげに食事を用意して語りかけてくる叔父夫婦が、実は自分を毒殺しようとしていることに気付いていたのだった。 そんな千津子と叔父夫婦の前に二十面相が現れた。「私の仕事はブタどもから宝を取り上げること。この家の一番の宝は千津子くんだ」。二十面相に助け出された千津子は、二十面相とその仲間たちと行動を共にすることになる。 昭和のノスタルジックな雰囲気の中で描かれる、二十面相と千津子達の壮大な冒険活劇の物語である。