催眠のあらすじ・作品解説
催眠は2000年7月9日から2000年9月17日まで、TBS系列『東芝日曜劇場』枠で放送されたテレビドラマで、主演はSMAPの稲垣吾郎である。 1999年に同名のホラー映画が公開されており、映画版ではヒロイン役を菅野美穂が演じている。 ドラマは映画の続編という形で、1年後の話を描いている。稲垣吾郎演じる精神科医・嵯峨敏也は占い師として生計を立てていたが、彼の前へ記憶障害を持つ女性、瀬戸朝香演じる蒼井由香が現れることから話が展開していく。嵯峨は由香の失われた記憶を取り戻すべく再び医師として治療に取り掛かる。由香の過去の記憶と連続変死事件の関連を紐解くサスペンスドラマである。 映画のヒットを受け、ドラマの平均視聴率も10%台と好調であった。 原作は松岡圭祐の同名の人気小説で、シリーズ化されている。松岡氏は作家以前に催眠術師としてテレビ出演などの活動をしていたが、この時の知見を小説の形で描いたものである。