最高でした!
とにかくイケメン揃い
もとが乙女ゲームっていうだけあってまぁ~イケメンが多い(笑)まさに目の保養ってやつですね。そして声優さんもいい声の人ばっかりでヤバかったです!イケメンの役と言えばっていう人たちばっかりでもう最高でした!それぞれキャラクターとも合ってて神キャスティングだったと思います。私的には頼久が一番お気に入りでしたね。三木さんが声やってたからっていうのもありますけど、性格が好きなんですよね。ザ・武士っていう感じで男気があるっていうか。忠誠心に溢れてるなと思いましたね。なんて言うか男の世界に生きてきたって感じ満載でした。だから上下関係をすごい気にしてるっていうか、自分より上の身分の人への態度とかを大事にしてるのがよく分かりました。八葉の中で一番と言ってもいいくらいだと思います。だからあかねに対する態度も完璧なる家臣って感じでしたからね。他のキャラは割と対等な立場で話してるけど、頼久は1歩引いているっていうか、自分から発言とかはあんまりしてませんでしたからね。敬語で話す三木さんもなかなか良かったです。あとは泰明も好きでした。何にたいしても無気力な感じなんだけどあかねと出会って八葉になってから徐々に変わったから一番成長が見られたキャラかもしれないです。なんて言うか人間らしくなったっていうか、感情が芽生え始めてた感じですね。彼の「問題ない」っていう口癖が何となく頭に残って時たま使っちゃうときがあるんですよね(笑)そしてまた、敵キャラもなかなかイケメンっていうか、イクティダールの渋さもまたよかった!いい味出てましたね。
ちょっと切なさを感じた
あかねはゲームの主人公だからどのキャラクターともくっつくことができるからいいとして…。イノリのお姉さんのセリとイクティダールの恋が切ないっていうか何というか…人間と鬼が恋に落ちるってあるんですね。しかも二人ともお互いのことをすごく想い合ってるからそこがまた切ない。イノリも鬼だからって理由でイクティダールのことを嫌ってセリから遠ざけようとしてたけど、半分はお姉ちゃんをとられたくないっていう気持ちがあったのかもしれないですね。セリは周りから何と言われようともイクディダール以外考えれないっていう感じだったし、イクティダールの方も種族が違うっていうことを気にしてもいたし、セリが周りからどう思われるのかっていうのも気にはしていたけど、なんだかんだ言って彼もセリ以外は考えられなかったんですね。メインストーリーの脇でこんな切ない恋を描くなんてずるいと思いますよ。本編よりもそっちに気がとられちゃいますもん。あとはシリンですね。アクラムへの一途なまでの恋心は何とも言えない切なさがありました。誰よりも側にいたのに彼は全然そんなの気づかないっていうか。あかねのことしか見てない感じがね・・・。そういうところで鷹通と似ていたのかもしれないですね。2人が何かと確執があった感じに見えたのはそのせいなんでしょうか。どうにもこの2人の関係性も気になるところではあるんですよね。ただならぬ感じっていうか。ただ敵同士っていうだけじゃない気がするんですよ。まぁ、あとはただ単に性格とかが合わなかっただけっていう可能性もありますけどね。
アクラムがほんと自分勝手
自分の都合であかねのこと呼んでおいてしばらく放置プレイってなかなかどういうこっちゃって思っちゃいましたね。そのくせ彼女が京に慣れてきていろんな人と関わるようになったことに焦りっていうか独占欲じみたものを出すのは違うと思うんですよね。それなら呼んだ時からそばに置いとけって話なんですよ。龍神を呼び出すためっていうならなおのこと。そばに置いといて八葉集めとかも見守ればよかったのでは・・・なんて思っちゃいました。それにもうすでに黒龍の神子として蘭を呼んでたなんてどんだけ手が早いんだって感じですよね。っていうかどうやって二人が神子になるってわかったんでしょうね。藤姫は星の一族だからそういうのを感じ取れるとしても彼にもそんな力があったってことなんですかね。それにしてもこんなに自分勝手に動く人好きじゃないですね。・・・とはいっても彼の境遇とか考えると納得しちゃうっていうか、ちょっと同情しちゃうところもあるのも正直なところなんですよね。人から認められたくてやっていたことなんだってことを考えるとね・・・でも支配欲にまみれちゃったのかなとも思うんですよ。そんなことしなくても彼ほど頭が良くて人間的にもそう悪い人じゃないからみんな慕ってくれると思うんですけどね。なにより私としてはシリンの気持ちに気付いてほしかったって思います。最期には報われた感じはありましたけどね。それにあかねのことが好きみたいな感じで描かれてましたけど、実際はそんなことなかったんじゃないかと思うんです。今まで自分の思い通りにならなかったことがなかった中、初めてそうならない相手が現れたから執着していただけなんじゃないかなって。だからシリンと二人で仲良くなってほしいなっていうのが私の願いですね。彼女ほどアクラムのことを想っている人はいないと思いますから。確かにあかねも最初の頃はちょっとアクラムに気持ちが揺らいでいた時もあったけど、それはきっと恋っていうのとは少し違ったのかもしれませんね。
シスコンやブラコンがいっぱい
気のせいだと思いたいんですけど、この作品ってこういうのが多かった気がするんですよね。天真は蘭のことをものすごく大事にしているっていうか、もはやお父さんの感覚で思っている感じがあったし、頼久も何かっちゃお兄さんだったし、イノリは言うまでもなく姉ちゃん、姉ちゃんだったし。兄弟愛がすごいなって感じました。なんていうか、家族っていうよりは兄弟をメインにしている感じがありましたね。お父さんとかお母さんっていう描写が少なかった気がします。そもそもみんな両親がいないって設定みたいな感じがしたんですけど、これは何か意図があったんですかね。もしくは描く必要がなかったから省いたのかも?でもそういう細かいところを気にしちゃうのが私なんですよね(笑)ただ、天真はほんとにシスコンだなって思いましたね。唯一の肉親だからっていうのもあったんでしょうけど、それにしてもって感じですよ。もはや彼女に対しての扱いと大差なかったと思いますね。きっと蘭に好きな人ができたとか彼氏ができたとかなったら大騒ぎするんでしょうね。というか自分より勝っている所がないと認めなさそうな気がします(笑)今までたくさんのアニメを見てきましたけど、この作品ほどこんなにブラコン、シスコンがでてくるのはなかったですね。でもこれはこれで面白いっていうか、ありだと思いますね。そして思ったのは蘭とあかねってちょっと似ているのかもってとこですね。どことなくそんな気がします。蘭ももとはものすごく明るい元気な子なんじゃないかなって。一見正反対そうに見えますけど、きっと根っこの部分は似ているんだと思います。2人とも放っとけない感じが漂っているのもありますしね。天真が蘭のことを大切に扱っているのもそこがあるのかもしれないですね。アクラムのところにいたことで、蘭がどれだけ心が弱っていたのかを知ったからこそ余計なのかもしれません。蘭もなんだかんだ言ってお兄ちゃん子ですしね。だからなおのことあかねに敵対心を抱いていたんだと思います。
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