「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」幼少期に見た感想と今だから思う事 - ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦の感想

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ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

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映像
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脚本
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キャスト
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音楽
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演出
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「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」幼少期に見た感想と今だから思う事

4.04.0
映像
4.5
脚本
3.0
キャスト
5.0
音楽
3.0
演出
-

目次

ブロリーさんのデビュー作品

後の2作品も連続して登場する事に登場するブロリーさんのデビュー作品…

というよりも後にニコニコでネタにされるブロリーさんのデビュー作品と言った方がニコ厨の僕にはしっくりきます。

もちろん、公開当時はそんな事になるとは思いもしませんでしたが…

余談ですが、ブロリーのイメージは映画よりもSFCのゲームで隠しキャラとして登場した方が強かったりもします。

一時期、「ドラゴンボール最強はブロリー」と言われていたのはこの辺が原因かな?

映画がブロリー三部作で中断していたのも関係していそうですが。

ところで劇中でブロリーが「伝説の超サイヤ人だ!」とやたら連呼されるのに違和感を覚えた方はいませんか。

悟空やらベジータやらトランクスやら悟飯やらすでに超サイヤ人はたくさんいるはずなのに……

これは悟空達は「努力して後天的に超サイヤ人」になれたのに対しブロリーは「特に何もせず生まれつきの才能だけで先天的にサイヤ人」になれたからだそうです。

でフリーザが恐れていた超サイヤ人はブロリーのような存在だったようです。

だから「伝説の」超サイヤ人と呼ばれたわけですね。

要するに悟空達がなる超サイヤ人とブロリーの超サイヤ人は別物ってわけです。

もう少し分かりやすいネーミングにしてくれよ……

意味が分かれば良いネーミングセンスなんですけどね。

最も、この設定も後に「バーダックが最初の超サイヤ人になるエピソード」で否定されたような気がしますが……

ベジータさん、ヘタれる

ベジータが一番ヘタれだしたのはこの作品からだと思っている。

視聴者にとってはベジータ=最大のライバルキャラだったのでブロリーに脅えて涙する王子には子供達も扱いに泣いた。

大人になった僕はブロリーの良さがが分かったので総合評価を4にしましたが、視聴直後の子供ボクが評価していたら間違いなく☆2にしました。(1じゃないのは、他の映画と比較すれば面白いから。)

そのぐらい、ベジータをヘタれさせるのは子供心に傷ついた…

後に聞いた話だとベジータは子供の人気と裏腹にアニメスタッフに嫌われていたそうですね。

アニメオリジナル脚本になる事が多い映画では好きにやっていたということですね。

言われてみればこの前の作品(超サイヤ人になった後)でも戦闘要員といった感じで、格好良く登場するのはピッコロさんの方でした……

しかも、ベジータよりも登場をためたり。

超サイヤ人を差し置いて活躍するナメック星人にこれも子供心に違和感を覚えました。

総感想

ベジータのヘタレ論でも書いた通り、公開当時は好きな作品ではなかったです。

好きになれたのは「伝説の」超サイヤ人の意味が分かったあたりかな?

話の内容自体はベジータ王子がヘタレる事以外は好きだったんですけどねー。

悟空=カカロットにブロリーが執着する話とか。

落ちこぼれだった悟空につられ泣きしたのが原因とか。

生まれながらの天才が落ちこぼれに泣かされたのがプライドを傷付けられたのでしょう。

赤ん坊にプライドがあるのかどうか、謎ですが……

まあ、そこはサイヤ人は地球人とは違うと言う事で。

あの暴れん坊な性格も悟空のせいなのかな……

グレる奴は大体、人のせいにするもんです。

悟空に執着というか襲ってきたのもそのせいなのかもしれませんね。

「お前のせいで俺はこんない落ちぶれた!」的な。

困ったマッチョです。

どうしてもブロリーの話になってしまいがちなので他のキャラクターについても。

ブロリーがメイン敵役なのだから別にブロリーの話だけでも良いのですが。

父親のバラガスについて。

このお方もブロリーとセットでニコニコのネタキャラと化しましたね。(余談、失礼。)

ブロリーがアレなので、この映画で悪だくみをするのはこの人です。

実はドラゴンボールの映画で悪だくみだけをする悪役と立ち塞がる強敵な悪役が別個なのは、これが初なのではないでしょうか。

本編だとレッドリボン郡のレッド総帥や魔人ブウを復活させたバビディがいますけど。

映画だと大体、最強の敵が黒幕ですからね。

ドラゴンボールに影から操る存在は需要がないのでしょうか?

とは言え、ブロリーから「悪だくみ」を取ったおかげでブロリーは後の作品にも出られるぐらいに扱いやすくなれたのではないでしょうか?

ニコニコでネタにされるようになったの…は関係ありませんね。

バラガスは最後、ブロリーを見捨てて星から脱出しようとしたところでブロリーに見つかり殺されます。

レッド総帥やバビディ同様、他人を利用したつけは裏切られる結末は避けれないのかもしれません。

このシーンも印象的ですね。

ブロリーは暴走してるだけかと思ったら、自意識があって父親が自分を見捨てて逃げるのを理解して怒っているという……

こうして考えるとブロリーって育児放棄されたやんちゃな子供みたいですね……

父親の愛があれば何か違っていたのではないかと……

ってこれドラゴンボールですよね?

まあ、ドラゴンボールの楽しみ方は「キャラクターの活躍」に注目する事ですからね。

ブロリーの活躍(というか暴れっぷり)をメインにみるのも面白いかもしれません。

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