藍より青し 縁のあらすじ・作品解説
「藍より青し 縁」は、白泉社より刊行されていた文月晃の漫画を原作とするアニメの、第2期である。 2003年10月から2003年12月にかけて全12話が放送され、監督は下田正美、アニメーション制作は「J.C.STAFF」が手がけた。 この作品では、花菱財閥の後継者となるはずだった主人公の青年「花菱薫」と、花菱家次期当主の婚約者となるはずであったヒロイン「桜庭葵」を中心とした、二人を取り巻く人間関係が描かれている。第2期は、薫と葵があまたの困難を乗り越えて恋仲になった第1期の一年後からストーリーが展開され、彼らの生活の場である「桜庭館」を舞台として、そこで暮らす住人たち、集まってくる人間たちが巻き起こす様々な出来事が主軸となっている。そんな賑やかで楽しい日々を過ごす中でも、それぞれが胸の内に秘めている複雑な悩みや想い。これは、登場人物たちが自分の抱える問題に向き合い、乗り越え、そして精神的に成長していく物語である。