さすが、村上ワールド!!
目次
ハイテンション過ぎるBL漫画!!
作者のテンションがそのまま漫画となって表れたような作品。テンションが高すぎて時々作画崩壊しまくり^^
その壊れた絵柄と止まらないテンションにも興味が注がれるのがこの漫画なのです!!
それでも恋愛はしてる
愛情だけはどの漫画よりも何倍も感じられるバンドのボーカル・新堂愁一と小説家・由貴瑛里の青春ギャグストーリー。
恋愛小説家なのに愛することがわからない。そんな瑛里を愛した愁一。
必死で好きだと言う気持ちを伝えるべく猛アタックをする愁一に、始めは相手にもしていなかった瑛里だったが次第にその心は変化していく。
二人の恋愛模様は時に激しく時に切なく、周りを巻き込みそして…
思い立ったら即行動、動き出したら止まらない
愁一の一目惚れにより物語は進んでいく。過去のトラウマによって歪んだ性格になってしまった瑛里に真正面から想いを伝える愁一と、それに惹かれ始める瑛里の様子にドキドキしっぱなし!!
体だけじゃ駄目なのです。心が伴ってこそ、愛情は生まれるのです。
愛しい人のためなら自分を犠牲にしても構わない
体は奪われても心だけは誰にも渡さない。瑛里のためならいくらでも好きにすればいいという愁一。愁一が傷つけれられたことを知り、その瞬間瑛里の中で何かが変化した。
愁一を傷つけた犯人を殺そうとした瑛里に愁一は…
気が付けば作者の世界観にドハマリしていた自分がいた
たまたま本屋で見かけた漫画でした。軽い気持ちで手に取り読んでみたのですが、どんどん読み進めていくうちに欲しくなり、購入を即決。
このギャグセンスとストーリー、より多くの人に知ってもらい読んでもらいたいと思いました。
それほどいやらしいシーンもなく、時々真剣な場面や切ない場面があり、とても奥深い物語だと私は感じました。
私の青春時代の漫画本の中の一冊
学生時代、一番漫画にハマッていた頃です。あの頃は少女漫画や少年漫画、青年漫画など、様々なジャンルの漫画本を読み漁っていました。
毎週のように休日が来れば古本屋さんをハシゴする日々、とあるコーナーで立ち止まった私はグラビてーションというタイトルが目に入り本を手に取りました。
興味本位で中身をパラパラと捲りながら読んでいたのですが、「ああ、これはギャグ漫画だな」と思いつつ読み進めていきます。
テンションが高く絵柄も時々落書きのような描き方をしていたりと好き放題な漫画だなと思っていたのですが、よく見てみればBL要素があることに気が付きました。
当時の私はあまりBL本は読んだことがなかったのですが、これはギャグよりで内容と面白かったために気に入ってしまいました。
さっそく全巻購入し、家でじっくり読むことにしました。読みながら一人ニヤニヤしていたのを覚えています。
さっそく全巻購入し、家でじっくり読むことにしました。読みながら一人ニヤニヤしていたのを覚えています。
瑛里のようなイケメンが現れたら一目惚れもするよなぁとか、愁一みたいな人間がいたらつまらない学校生活も楽しくなりそうだとか、色々想像しながら。
作者が時々描く二人の真剣な表情はとても素敵で、あんなに崩れた絵を描く人がこんな絵も描くのかと驚くほどです。
このような面白い話を考えられた作者の性格がそのまま滲み出ているかのような漫画で、私にもこんな出会いがあればいいのにと何故か愁一が羨ましいと思ってしまいました。
基本的にハイテンションギャグ!!
とにかく作者の描かれる漫画はどれもギャグ要素が高く、かといってそれだけではなくちゃんと真面目な場面もあります。
だからあまりシリアスな内容は好きじゃないけど、ギャグばかりで恋愛もエッチもないBLは嫌だ、という人には有りじゃないかと思います。
BLを読んでみたいなという人にも手ごろなBL感(^w^)でよろしいのではないでしょうか。
それにしてもこのハイテンションが最終巻まで続くのですが、作者はどんな人なのかなぁといつも思ってしまいます。
漫画のままのテンションで描かれているのかなとか、それとも見た目にはそんなテンションはない人なのかなとか、いろいろ想像すると面白くなってくるのですが。
どうすればこんな登場人物が出来上がるのか、そしてどうしてこんなぶっとんだ内容が思いつくのか、不思議です。
元気のない時に読めばテンションが上がるのは間違いない
常にハイテンションな漫画なので、ちょっとストレスでイライラしている時に読むと何故かそのイライラがなくなっています。むしろテンションが上がってルンルンになっている時もあります。
生きていれば辛く苦しいこともあり、現実逃避したい時もたくさんあります。そんな気分の落ち込んだ時には作者の漫画を読むのがイイです。
ぶっとんだ内容と壊れた作画、そしてこのギャグセンスにBLが加わった最高の漫画。
何だか元気と勇気が湧いてくるような気がします。どの巻を呼んでもニヤニヤとしてしまうので一人で部屋で読んでます。だって周りに家族でもいたら私、変質者みたいな顔になっているでしょうから。
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