溺れるナイフの評価
溺れるナイフについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
溺れるナイフの感想
私の体験に基づく気持ち
十代の心の渦自分は特別なのか?自分なんていなくてもいいのではないか?誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。読者モデルの主人公夏芽と資産家の家の長男でやりたい放題の航一郎、二人が互いを刺激しあう中、自分の中で心の変化がおこる。「もうこの人しか見えない」中高生の頃、よく思いました。そのため道を踏み外したこともあります。その時の気持ちがよみがえってきたような、その時に戻りたいような、懐かしいようでもどかしいようなそんな気持ちになりました。だれかに認められることっていくつになっても嬉しいものですよね。十代のころは、誰でもない、自分の好きな人に好きだと言ってもらえる、求めてもらえる、それが認められると思っていました。自分がこの世で一番幸せで特別なんだと思ったものです。突然の絶望と別れ読者モデルの夏芽にふりかかる災難。それを期に二人の道は別れ始めてしまう。別れても意識してしまう。だって...この感想を読む