きっと見つかる。私だけの王子様
帰ってきた王子様たち
2001年〜2005年の間にテレビアニメ放送されていた「テニスの王子様」から4年後。
全国大会決勝から3日後、 突然姿を消した主人公"越前リョーマ"が再び日本戻ってきたところから、
再スタートします。 秋に始まったU-17選抜大会に特別参加を許された、
青学、立海、氷帝、山吹、不動峰、四天宝寺。 仲間やライバル達と一緒に、
正規の参加者である"高校生達"と競い合い、 ライバル同士の男子中学生たちが、
皆一丸となってU-17選抜大会への参加を目指すために切磋琢磨し、
幾多の試練を乗り越えてどんどん強くなってゆく王子様たちの姿を見ていると、
熱い想いがこみ上げてきました。
画面越しに手に汗を握る想いで自分の推し校や推し王子を応援し、
成長を見ることで喜びや楽しみを分かち合うことができます。
さらに、中学生男子っぽくない大人びたイケメンたちが努力して這い上がって、
みるみる成長していくたくましい姿には、応援したくなる気持ちがこみ上げてきます。
連載から10年以上たっても色褪せることのないストーリー性と個性豊かなキャラクターたち。
新たな姿になって、新しいライバルとの戦いのためにたくましく挑んでいく姿に心が打たれます。
王子様たちが帰ってきてくれたことに感謝して、1シーンごとに動く姿を目で追いながら、
1つ1つを噛み締めて見ていました。
ちなみに、"次の展開を読まない"ようにして見ると試合の行く末、
どちらの選手が勝つのかを本当の試合を見ているのと同じ感覚で楽しむことができました。
勝者と敗者の別れ道
U-17選抜コーチ陣から、ダブルスを組むように伝えられ、信じ合える友とチームを組み、
ダブルス対抗戦をするのかと思いきや、ダブルスを組んだ相手とシングルス対決をすることになり、
シングルスで勝った者のみ、U-17合宿に残ることができるという条件のもと、
仲間同士で潰しあいをしなければならならなくなってしまう。
皆の苦しむ姿の中に、仲間だけど、最高のライバルだからという想いから、
負けたくない。勝ちたいと思って、 精一杯試合に取り組む姿勢に心を打たれる思いでした。
先輩に負けたくない後輩。先輩を崇拝し、食うか食われるかの戦い。
自分が勝ってしまっていいものか?負けたほうがいいんじゃないか? と心が葛藤する者。
ずっとダブルスを組んできた仲間と別れなければならない状態にいながら、
あと1ポイントで勝負が決まる紙一重の状態で戦っているみんなの姿を見守りながら、
どっちが勝んだろう?と、予想しながらドキドキハラハラしながら見ていました。
やっぱり、応援している王子様に勝ってほしいって思い応援しながら見るのが、
ファンとしての楽しさの1つです。
勝った者も、負けた者もどっちとも別れなければならないすごく辛い場面ー。
勝った者は負けた者の分まで想いを背負い、この先の幾多の試練を乗り越えなければならない描写は、 見ていることが耐え難いほどに辛さが伝わってきました。
男たちの熱き友情
たくさんの男たちの友情の中でも、"桃城武"と"海堂薫"はいつも喧嘩ばかりしている、
最強に仲の悪い問題児・・・。
青春学園2年生コンビ。 その問題児2人が見せる友情物語りが新テニスの王子様の見どころです!
2人は敗者となり、山奥の合宿所までいくことになる道中のなかで、
"海堂薫"が足を怪我して崖を登れなくなってしまう。 そんな"海堂薫"の姿を見た"桃城武"が、
ぶっきらぼうに海堂薫に手を差し伸べ、おぶって崖を登る姿を見ていると、
犬猿の仲だが、最高のライバルの熱い友情に涙なしには語れない想いがこみ上げてきます。
また、2人を支えようと立ち上がる、青春学園副部長の"大石秀一郎"と"河村隆"の3年生コンビ。
後輩を思いやる気持ちを見ていると、私にもこんなに優しい先輩がいれば、
どんなに学生生活が楽しかっただろう。 社会人になって、こんな先輩のもとで働いてみたかった!
と思えるくらいでした。 それと同じく、"桃城武"や"海堂薫"コンビのように、
最高のライバルがいたら、毎日が楽しかったかもしれないなと思います。
仲間を想いやり、一緒になにかを成し遂げる姿に翻弄され、
自分の身の回りの人のことを大切にしようという気持ちになります。
王子様のセクシーショット満載
見どころはなんといっても、お風呂シーン!!
1日中テニスをして疲れ切った身体を癒やすためにお風呂に入るシーンが何度も流れますが、
さすが運動をしてるだけあって、みんな中学生なのにボディラインが整っていて、
とってもセクシーなんです!薔薇風呂に入っている氷帝学園”跡部景吾”と聖ルドルフ学園"観月はじめ"
なーんか異様な雰囲気で1度見たら忘れられなくなるところも面白い。
そして、セクシーを楽しんだあとの脱衣所!
お風呂上がりにスキンヘッドの"石田銀"が髪の毛?頭?をブラッシングしているとことに、
「あの、髪の毛ないですよ?」とツッコミをいれる天然ボケな氷帝学園の2年生"鳳長太郎"
との2人の掛け合いのシーンは笑えます。
その他にも、四天宝寺の"千歳千里"が、妹のために青春学園の部長"手塚国光"を
隠し撮りしようとして、何度も携帯カメラで捉えているはずなのに絶対に映らない!
それを笑顔で見ている"不二周助"この3人のやり取りも非常に面白いです。
こういうところを見ていると、やっぱりなんだかんだいっても彼らは中学生なんだな!
ってちょっと安心する気持ちになりますね。
ちなみに、セクシーショットを味わえるシーンははたくさんあって、
テニスボースを返す時のウェアから見える腹チラもこのアニメを見る上では欠かせないです!
1番の王子様はだれ?
新テニスの王子様の楽しみの醍醐味といえば、推しメンの応援です!
絶対に自分のタイプの男性が見つかると言われているほど、個性豊かなキャラクターの多いです。
自分の推しメンを応援できる喜びと、試合に勝つと感動します。
ずっと頑張ってきた努力が報われた瞬間を見れることというのは、非常に嬉しいです。
私の推しメン"鳳長太郎くん"の出演回は釘付けになってしまいます。
先輩を崇拝し、礼儀正しく行儀よく、とても爽やかな青年。
彼は中学生らしい一面がたくさん、見た目は大型犬のような愛くるしさがあって、
すごく懐いてくれそうな感じがかわいいです。
こんな後輩くんがいたら先輩として指導してあげたいNo.1です。
さらに、"鳳長太郎"は、氷帝学園2年生にしてレギュラー入りしていて、
サーブが200キロを超えるほどに早く、 ダブルスでは"宍戸亮"と一緒に組んだら、
右に出る者はいないのではないか!?と思うくらい強いです。
豪華な声優陣
やっぱり、10年以上たっている作品なだけあって、当時はまだ無名だった声優陣も、
有名声優になっていたり、1人1人の声に磨きがかかっているところが見どころです。
キャラクターに命を吹き込むとっても大切な方々ですが、個性豊かなキャラクター1人1人に合わせて、
さまざまな背景があるのだなと収録現場を見ていないのに、アニメを見ていると想像できてしまうほど、キャラクターと同じように声優陣もみな個性豊かなところがすごくいいですね。
欠かせないのが、「エロボイスの帝王」こと、"諏訪部順一さん""木内秀信さん"
そもそもエロボイスと言われる所以となったのがこの作品で、
中学生ながらに大人びている氷帝学園の"跡部景吾""忍足侑士"
の2人の声が実にセクシー!もうセクシー通り越してエロいのが魅力的です!
この2人のエロボイスに区切ったけになってしまいました。
名言が生まれた
「まだまだだね」「俺様の美技に酔いな」「攻めるん遅いわ」「エクスタシー」など、
名言がたくさん飛び出し、それらをことあるごとに真似をしたのを覚えています(笑)
これからもずっとずっと続いてほしいものです!
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