君へ。つたえたい気持ち三十七話の評価
君へ。つたえたい気持ち三十七話についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
君へ。つたえたい気持ち三十七話の感想
すきま時間に読むには良い
この本は、「ダ・ヴィンチ」200年7月号~2003年11月号に掲載した、「日本テレコムマンスリーエッセイ」を一冊にまとめたものです。内容は、「コミュニケーション」をテーマに、37人の人気作家が、5ページ程度の短いエッセイやショートストーリーを1編ずつ書いたものです。最初は、エッセイ集かな?と思って読んでいたけれど、小説もあって、「あれれ?」と…少し混乱しましたが、好きな作家さんが何人も書いていたので、読むのが楽しかったです。しかし…題名が、なぜ、「君に」なのかが良く分かりませんでした。合ってないと思います。心に残ったのは、鈴木光司と川上弘美です。ジーンときました…。短い話と、それぞれの作家の最後のページに、写真と、直筆の一言と、サインがあるのですが、その一言が、それぞれとても個性的な文字で、それを見るのも面白かったです。