監視官 常守朱のあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

監視官 常守朱

5.005.00
画力
4.75
ストーリー
4.75
キャラクター
4.75
設定
5.00
演出
5.00
感想数
2
読んだ人
5

監視官 常守朱のあらすじ・作品解説

監視官 常守朱は、ジャンプスクエアにて連載された三好輝による日本の漫画。サイコパス(PSYCHOーPASS)テレビアニメ第一期のコミック化作品。適性審査の結果をもとに公安局の新任監視官に配属された主人公・ 常守朱は、就任早々いきなり現場へと駆り出される。そこで出会った四人の執行官や宜野座ら監視官と力を合わせ事件を解決していくなかで、今までの事件を陰で操っていた槙島聖護の存在が明るみに出てきた。免罪体質と呼ばれる特殊な体質を持っているために逃れ続けてきた槙島を同僚の仲間たちと追い詰めていくうちに、朱はシビュラシステムという現在の社会とすべての人間を支配しているシステムの核心へと迫り、疑問を抱くようになっていく。 2012年以来テレビアニメが放送され好評を博し、2015年には映画化もされて話題を呼んだサイコパスの内容を、忠実になぞってコミカライズしたマンガ作品。主人公・朱の視点から進められる社会派近未来SFストーリー。

監視官 常守朱の評価

総合評価
5.005.00
(2件)
画力
4.754.75
ストーリー
4.754.75
キャラクター
4.754.75
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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監視官 常守朱の感想

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将来像を垣間見える作品

近未来の日本をより現実的に本作品に出会ったのは2012年のアニメ放映一期を見たことがきっかけでした。作品の中の世界では2112年の世界崩壊後、紛争の余波を食い止めるためにいわば「鎖国」状態かつ、人間の不安定な感情をコントロースせんと「シュビラシステム」で国民の心理状態を管理するというよりリアル(現実的)に可能性がある設定の世界観に、一番最初にショックを受けるでしょう。そもそもサイコパスとは心理学用語や犯罪心理学で使われる用語ですが、その中身は「精神異常」、「精神病質」や「反社会的人格」と言われています。アニメでは「サイコパス」とタイトルをつけていますが、漫画では今回「監視官 常守朱」になりました。なぜ振り分けをしているのか、それとも振り分けをせざるをえない事情があったのか、確かな事は定かではありませんが、それを疑うぐらいとにかく衝撃的な内容です。アニメ放映が終了し、劇場版ロードショーも完了して...この感想を読む

5.05.0
  • Susan_EiSusan_Ei
  • 84view
  • 3548文字
PICKUP

監視官 常守朱の登場キャラクター

常守朱

よみがな:つねもりあかね 生年月日:2092年4月1日 血液型:A型 身長:163cm 性別:女 所属:公安局刑事課一係 性格:不器用だが天真爛漫で正義感が強い コールサイン:「シェパード2」 肩書き:監視官 出身地:千葉県

縢秀星

よみがな:かがりしゅうせい 生年月日:2090年12月3日 血液型:B型 身長:165cm 性別:男 国籍:日本 所属:公安局刑事課一係 好きなこと:料理 コールサイン:「ハウンド4」 肩書き:執行官

唐之杜志恩

よみがな:からのもりしおん 生年月日:2085年5月25日 血液型:A型 身長:168cm 性別:女 国籍:日本 所属:公安局総合分析室 性格:砕けた性格 特徴:長い金髪と抜群のスタイルを持ち、扇情的な服装を好む妖艶な美女 職業:分析官

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監視官 常守朱の名言

法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです

常守朱

悪人を裁けず、人を守れない法律を、何でそうまでして守り通そうとするんだ?という問いに対する、朱なりの答え

尊くあるべきはずの法を、何よりも貶めるものは何だかわかってる?それはね、守るに値しない法律をつくり、運用することよ。

常守朱

守るに値しない法が支配する社会に対して、朱が投じた一言

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