ヘヴンの評価
ヘヴンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
ヘヴンの感想
コジマの人間性は理解しがたい
いじめ描写がリアルこの小説は中学生の男子と女子がそれぞれ学校でいじめにあっていて、仲間という意識を高めて行くわけですが、あくまでも誰もしらないところでの仲間であって実際のいじめのところではお互いを助けるということは最後の最後の部分だけだったからひたすら学校ではいじめのシーンばかりの描写だったからけっこうきつかったです。本の中の半分以上はいじめ描写ではないかというくらいふんだんにいろんないじめが描かれていて恐ろしいです。いまどきなのかどうかしらないですが、証拠を残さないようにいじめるというのは親側の立場として、子供のいじめを早期発見するきっかけがないだけに不安になりました。いじめる側もとくに理由はなくて、そこにたまたまいたからというだけの理由で単なるストレス発散なのだろうけど、罪悪感もまったくないとかどういう風に育てたらそういう神経に育つのかとただただムカムカしていました。ここまでされた...この感想を読む