Virginia/ヴァージニアの評価
Virginia/ヴァージニアの感想
意図的な欠陥ホラー
主人公は凡庸な三流小説家で、冒頭は軽いノリで話が進むが、事件が発展していくにつれ、モノクロや暗い色調が多用され、ゴシックホラーのような装いを見せている。なんとその道の大家のエドガー・アラン・ポーが登場する。しかし映像全体に不気味な美しさが漂っているが、ホラーとしてはあまり怖くない。コッポラ監督の目的も純粋なホラー作品の制作ではなかったのではないか。重層的なメタフィクションの手法を用いて現実と虚構および夢幻の世界を入り乱れさせている。ラストはホラーを期待した人が面食らってがっかりするようなオチだが、ホラーを台無しにすることでスリラー映画というもの自体を批評的に見させようとする試みだったのではないかと思っている。
コッポラが作った冗談映画 天才がこけると、このような恐ろしい作品となる
「ゴッドファーザー3部作」「地獄の黙示録」の天才監督フランシス・フォード・コッポラの作品。三流小説家が、殺人事件を題材に小説を書こうとして、そのうちに夢か現実かわからない世界に囚われるお話。ある夜主人公は、歌舞伎役者のような白塗りの「V」と名乗る少女と出会う。ミステリー小説好きの保安官と共に調査して、上手いことの事件を題材とした小説を書こうと試みる。見ていて狐につままれたような感じがした。何がなんだか判らない、白い顔をした冗談のような女の子が出てくるのだが、歯の矯正は気になってるらしい、で最後には生き返って主人公にパパと呼びながら抱きつき、噛み付く。ミステリー好きなら一度暇なときに、友人と一緒に見ることをお勧めする。言っておくが時間にゆとりがあり、いらいらしてない精神状態であることが好ましい
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