戦場のピアニストのあらすじ/作品解説

理解が深まる映画レビューサイト

映画レビュー数 5,784件

戦場のピアニストのあらすじ・作品解説

戦場のピアニストは、2002年の、イギリス、ドイツ、フランス、ポーランドの合作映画で、フランスの第55回カンヌ国際映画祭では最高賞であるパルムドールを受賞、また、アメリカの第75回アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、脚色賞の3部門で受賞したほか、ゴールデングローブ賞を受賞するなど、多くの賞を受賞し、高い評価を得ている作品である。 この作品は、1939年、ナチス・ドイツの侵攻が始まったポーランドのワルシャワを舞台に、ユダヤ人迫害を奇跡的に逃れた、ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンと、その周囲の人々とのさまざまな出来事を描いた作品である。偶然や周囲の人々の助けの積み重ねで度々起こる難を回避するも、ついに危機に直面するが、ピアニストとしての才能により、奇蹟的に生きながらえるというストーリーである。 主人公であるピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンは、実在の人物で、彼の体験をもとに、この作品は製作されている。

戦場のピアニストの評価

総合評価
4.754.75
(4件)
映像
4.134.13
脚本
4.634.63
キャスト
4.504.50
音楽
4.254.25
演出
4.384.38

評価分布をもっと見る

戦場のピアニストの感想

投稿する

ショパン 夜想曲嬰ハ短調

もう・・・言葉では何とも言い表せないほどの映画です。 この映画を観た後、「シュピルマンの時計」という息子さんが書かれている本を読んだのですが、 助かった後も、ずっとシュピルマンは苦しんでいたのだなということがわかります。 ピアノだけが彼の心の支えであり、音楽こそ彼の人生だったのだと思います。 彼は、何のために生き残ったのでしょうか。そう考えてしまいます。 この映画を観ていると、どう考えても普通では助からないですよね。 奇跡が100回おきなければ助からなかったユダヤ人迫害の時代です。 その100回が彼の身に起きて助かった。その意味はなんなんだろうってもしかしたらシュピルマンも考えたかもしれません。 生き残ったからこそ、私たちがこの映画を観て現実を知ることができた。それも一つだと思います。この映画のことも、迫害のことも、ここでは書ききれませんが、一つだけ言うとすれば、私たちは何があったのかを自分...この感想を読む

5.05.0
  • ぶうたぶうた
  • 175view
  • 456文字

感想をもっと見る(4件)

戦場のピアニストに関連するタグ

戦場のピアニストが好きな人におすすめの映画

ページの先頭へ