CHIBIのあらすじ・作品解説
CHIBIは、週刊少年ジャンプにおいて1992年から1993年にかけて連載されていたボクシング漫画である。作者は高橋陽一であり、単行本は全6巻が発行されている。 中学三年生の主人公である仲本智は、クラスの中でも身長が最も低く、「チビ智」と呼ばれバカにされている存在であった。クラスには、非行に走る熊田から執拗なイジメに遭っており、失意の中自殺を試みるようになるが、同級生の岩井からの制止され、ボクシングを勧められることに。 岩井が通うボクシングジムで無我夢中でトレーニングに励むようになる中、熊田の暴力もエスカレートするが、智は自身の身長の低さを活かし、カエル飛びアッパーという必殺技を編み出し、熊田と正式なボクシング対決で決着を付けることになる。試合では、智が辛くも勝利を収め、その後本格的にボクシングの道を歩むことになる。ダブルボンバーという新たな技を覚え、数々の強敵との壮絶な試合や、智の成長を軽快に描いている。