ねこぢる草のあらすじ/作品解説

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アニメレビュー数 2,474件

ねこぢる草

4.204.20
映像
3.00
ストーリー
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キャラクター
5.00
声優
3.00
音楽
5.00
感想数
1
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ねこぢる草のあらすじ・作品解説

「ねこぢる草」は2001年に製作されたOVA作品。 雑誌ガロで連載されていた漫画「ねこぢるうどん」をモチーフに映像化した作品である。 原作は猫の姉弟(にゃーことにゃっ太)の日常の騒動をブラックに描いた作品であるが、本作では各エピソードをモチーフにしつつもオリジナルの作品として製作されている。なお1999年に放映されたTVアニメ「ねこぢる劇場」の続編ではなく、物語は無関係である。 本作の物語は、死神らしきものによって魂の半分を奪われて心や知性を失ったにゃーこと、奪われた姉の魂の半分を取り戻すために心を砕く弟のにゃっ太が現実と妄想の入り混じった世界をさまよう…という内容であるが、具体的な台詞はなく、映像表現の比重が高い作品となっている。 脚本・演出・絵コンテは「マインド・ゲーム」などを手がけた湯浅政明が担当。広角で描かれる歪んだ世界や水の表現、独特の色彩や音楽など幻想的な世界観と映像美が特徴の作品である。2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞した。

ねこぢる草の評価

総合評価
4.204.20
(1件)
映像
3.003.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
声優
3.003.00
音楽
5.005.00

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ねこぢる草の感想

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前作とは全然違う印象ですね~

セリフのないアニメ本編前作・前身といえる「ねこぢる劇場」と明らかに違うところとして、声優の吹き込みが一切ないアニメーションに仕上がっています。音楽はあるものの、画面のみで物語が展開していきますので、どうしても目が離せなくなります。サブタイトルには、「セリフのないアニメ本編」と記載していますが、声優の吹き込みがないという方が正しい表現でしょう。アニメ本編でセリフはありますが、マンガのように吹き出しに文字で表現をされています。これなら、一切のセリフが存在しないようにアニメ制作できなかったのでしょうか。中途半端な感じが否めないです。また、吹き出しでセリフ表現するのであれば、声優の吹き込みをするべきだったように思います。どうしてこのような形になったのか、本当のところは分からないですが、製作費を抑える為というのを明らかに感じさせる部分です。本当の理由は違うのかもしれませんが、観る側にそのように感...この感想を読む

4.24.2
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